本業を続けたまま、地域の未来を動かす2ヶ月。あなたの経験と共感が“設計図”となり、塩尻の挑戦を前に進める。
転職も移住もいらない——
週1オンラインと週末2回の現地フィールドワークで、地域のリアルな課題を深掘りし、解決への“仕様書”を描く実践プログラム

あなたの経験と共感で、
まちはもっとおもしろくなる。

こんな方におすすめ

  • 地域に関わるはじめの一歩が見つからないあなたへ
  • 都市部に暮らしながら、まちづくりや地域課題解決に実践的にかかわってみたいあなたへ
  • 本業では得られない視点と同じ志をもつ仲間を求めるあなたへ
  • これまでのスキルや経験を多様なフィールドで試し、次のキャリアに繋げたいあなたへ

さぁ、地域のリアルに飛び込もう。

今すぐエントリーして地域課題に挑戦する

*応募者多数の場合、選考となる場合がございます。

塩尻Labとは?

地域の未来に向き合う“本気”の経営者・事業責任者と出会い、自分の想いを重ねる2ヶ月間。

「こんなまちにしたい。こんなまちで生きたい。」
市民が主体となって、地域の課題解決に取り組むことを“シビック・イノベーション”と呼び、その主体者たちをシビックイノベーターと表現します。地域外からの応援者である“関係人口”が加わることで、新しいアイデアやスキルが地域に持ち込まれ、まちの未来を形作っていきます。

このプログラムでは、課題も欲求も“自分ごと”として捉え、 地域で活動している「シビックイノベーター」と関係人口がチームを組み、課題解決に必要な計画書(以下、仕様書)を作成することがゴールです。

しかし、仕様書はあくまで計画です。プログラム終了後、仕様書は「ながの人事室」という求人メディアに掲載され、仕様書で定義された課題を解決できる人材を新たに募集し、課題解決の実行フェーズへ進みます。
*仕様書作成に伴走したメンバーが、課題解決の担い手として応募することも可能です。

今回で、塩尻Labはシーズン6へ。
これまでに100名を超える関係人口がLabメンバーとして参加し、 プログラム終了後、それぞれの「地域とのかかわり方」を見つけてきました。

あなたにとって、塩尻がキャリアや人生を充実させる1つの居場所・コミュニティになれば幸いです。
そんな想いを馳せながら、第6期Labメンバーを募集します。

プログラムの特徴

1現地×オンラインのハイブリッドで地域との関係性をつくる

現地での2回の活動とオンラインも活用しながら、地域のメンバーや関係者と顔の見える関係性を作り、地域とグッと距離を近づける2か月間のプログラムです。
プログラム終了後には顔の見える関係性が生まれ、塩尻が「また、帰ってきたい第二のふるさと」になっているでしょう。

2リアルな地域課題と本気のテーマオーナーとの対峙で得られる学び

地域の現場で起きている課題を、現地で実際に活動するテーマオーナーと一緒に深掘りしながら、その本質を探ります。誰が、なぜ困っているのか―地域のリアルに触れることで、自分が関わりたいテーマや応援したい人が見えてきます。異なるバックグラウンドを持った仲間たちと協働し、実践を通じて地域課題解決のマインドとスキルを身につけます。

3地域コーディネーターが一人ひとりのローカルキャリアを支援

地域に密着して一人ひとりのキャリアに伴走し続けてきた地域の人事部「NPO法人MEGURU」の地域コーディネーターがあなたの伴走役に。興味や強みを一緒に言語化し、地域との関わり方を一緒に探っていきます。あなたらしいローカルキャリアの第一歩を、塩尻で踏み出せるようサポートします。

プログラムの流れ

学ぶ→育む→実践の2ヶ月間

STEP1 学ぶ

6月25日(水) 19時30分~21時
オンライン

1. キックオフ&仕様書研修

まずはオンラインでオリエンテーションと研修を実施します。
問題解決に必要な思考スキルである「クリティカルシンキング」の考え方を学びながら、仕様書作成の基本的なフレームを理解します。

仕様書とは?

課題解決のはじまりとなる計画書です。テーマオーナーが抱える課題の本質や背景、目指す未来を可視化した”課題解決の設計図”です。

過去の仕様書例
7月5日(土) 11時集合~
7月6日(日) ~16時頃解散(1泊2日)
現地

2. フィールドワーク&課題の深掘り

実際に塩尻に足を運び、テーマオーナー(地域のプレイヤー)と対話。
現地の風景、人々の声、空気を感じながら、課題の本質や背景をリアルに体感していただきます。

STEP2 育む

7月7日(月)~ 8月8日(金)(中間報告@オンライン:7月24日(木)19時30分~21時30分)
オンライン中心

3. 仕様書の作成&中間報告

チームごとに週1回のオンラインミーティングを実施しながら、「仕様書」を作成していきます。
この“設計図”には、
・地域課題の背景や構造
・解決の方向性
・必要な人材やリソース
などを盛り込みます。中間発表やフィードバックを通じてブラッシュアップし、チームで仕上げていきます。

8月9日(土)12時45分~20時(懇親会含む)
現地

4. 仕様書報告会&振り返りワーク

2ヶ月にわたるプロジェクトの集大成として、各チームが完成した「仕様書」を報告会で発表します。
地域のステークホルダーや他チーム、事務局、過去参加者などが見守る中で、課題に向き合い抜いたプロセスや学び、そして提案を共有します。

発表後は全体での振り返りや今後の地域活動につながるワークショップを実施。
この2ヶ月間で見つけた
・自分の興味関心
・地域との関わり方のヒント
・仲間との関係性
などを言語化しながら、「この先どう関わっていくか」を考える時間を持ちます。

最後は、塩尻の地元料理を囲んだ懇親会で締めくくり。
フィールドワークから共に過ごしてきた仲間や地域の方々と、リラックスした雰囲気の中で交流を深めましょう。

STEP3 実践

5. 8/29(金)「ながの人事室」で仕様書を公開&担い手(副業メンバー)を募集

完成した仕様書は、求人メディア「ながの人事室」に掲載。
課題解決に実際に取り組む担い手(副業・プロボノ人材)を公募します。
Lab参加者自身が応募することも可能です。

3ヵ月目以降は塩尻Labプログラム外

6. 実行フェーズへ

外部から新たな担い手が加わり、いよいよ課題解決の実践段階へ。
Lab参加者がそのまま実行に携わるもよし、新たに集まった人と協働するもよし。
どちらの形でも、まちは少しずつ、でも確実に動いていきます。
あなたのアイデアが、行動に変わり、未来につながっていくフェーズです。

テーマオーナー紹介

湯浅章太郎さん亜木さん

空き家が“ワクワク拠点”に!スタジオ付きゲストハウス〈KICHI〉始動

”みんなの基地”を一緒につくろう!宿×スタジオ×イベントの複合スペース「KICHI」プロジェクト
塩尻駅から徒歩5分の場所に、ゲストハウス・イベントスペース・音声スタジオが一体となった複合施設「宿とスタジオ KICHI」を開業予定。
現在、建物の改修やクラウドファンディングを終え、いよいよプレオープンに向けて具体的な運営や広報の段階へ。
塩尻の新しい「人が出会う場」をゼロから立ち上げるプロセスに、KICHIの“初期メンバー”として関わってみませんか?

江口利奈さん

木曽路の玄関口からはじまる、関わりとあかりの物語

関所亭は、塩尻市贄川にある古民家を再活用した複合交流拠点です。
地域の人、移住者、観光客、地域の子どもたち——さまざまな人がふらっと立ち寄り、つながり、温もりを感じられる場にしたい。
木曽路の玄関口・贄川で、まちにあかりを灯すようなこの取り組みは、地域の誇りや魅力を再発見し、未来へつなぐチャレンジでもあります。
一人での運営に限界を感じ始めた今、仲間と一緒に、ここからのストーリーを描いていきたいと考えています。

折井佑介さん

“塩尻市らしさ”ってなんだろう?ゼロからつくる移住施策のカタチ

塩尻市の“らしさ”を活かした、これからの移住施策をつくる
塩尻市では、行政の施策とは別軸で、すでに多くの移住者や関係人口が生まれています。
しかし、現状ではそれらの流れと行政の移住施策がつながっておらず、「塩尻らしいアプローチ」が見えていません。
本プロジェクトでは、“人の魅力”を起点にした施策づくりに挑戦します。
移住相談会の来訪者が実際に塩尻を訪れ、「面白いまちだ」と感じてもらう。
その体験をどう設計するか、
「塩尻市らしさ」を活かしたオリジナルな移住施策を一緒に考えてみませんか?

KENさん

トークンで地域事業者の課題解決を図る!新しい地域経済の実証実験

塩尻は、行政主導で先端的な挑戦が次々と芽吹くまちです。けれど、そうした事業を支える「資金」と「人材」のエコシステムは、まだ十分とは言えない状況。そこで Ken が着目したのが トークンエコノミー。
ブロックチェーン上で発行する独自トークンを “地域の株式” のように扱い、資金調達を行いながら、保有インセンティブで関係人口を呼び込む──そんな Web3 的アプローチを、実際の事業者を舞台に検証するのが「塩尻トークンラボ」です。
すでに塩尻のフィールドで実証をスタート。ガバナンス設計・トークン設計・ユーザー体験など、オンラインで語られがちなテーマを “リアルの現場” に落とし込み、「使えるWeb3モデル」を塩尻発で生み出すことを目指しています。
とはいえまだ設計図はラフスケッチ段階。あなたの問いやスキル、そして好奇心がプロジェクトの輪郭を決めると言っても過言ではありません。
“地方都市×Web3” の最前線を、ともにゼロイチで創りましょう!

塩尻Lab第6期参加者募集説明会

参加者の声

島畑 知可子さん

社会保険労務士・キャリアコンサルタントとして、人事労務の課題解決に取り組む専門家

塩尻Labのプロジェクトでは、多様なバックグラウンドを持つ参加者や地域の方々と出会い、自分の視野が一気に広がりました。副業としての実績も増え、本業とは異なる形でのマネジメントスキルや課題解決力を実践できたのが印象的です。何より、自分のスキルが地域の役に立っているという実感があり、それが大きなモチベーションになりました。今後も北海道と塩尻の2拠点生活を通じて、地域との関わりを自分らしく続けていきたいです。

「地方が進んでいない」ことはない。地方は人との出会いと、キャリア成長の機会。

西宮 竜也さん

地方創生や関係人口創出に取り組みつつ、塩尻ではワインぶどう栽培にも情熱を注ぐ、鉄道会社勤務の一級建築士

はじまりは「地域に関わってみたい」という軽い気持ちでした。しかしプロジェクトを通じて「もっと深く関わりたい」という想いに変わっていきました。地域の人たちと並走し、アイデアを形にしていく過程は、自分のスキルを確かめる機会でもあり、仕事の自信にもつながっています。本業とは異なる形で自分が主体的に関われる場があるのが、何より楽しく、気づけば塩尻の畑に立ち、未来を語る仲間とワインを酌み交わす日々になりました。

楽しさを見出し、挑戦の場をつくる秘訣は、地域への主体性

助川 富美恵さん

東京を拠点に全国の地域の広報支援を行うフリーランス

はじめは「地域の広報を手伝えたら」という思いでしたが、実際に現地で人と交わり、ストーリーを発信する中で、伝えるだけでなく「ともにつくる」広報の醍醐味を実感。今では自ら企画し、地域の未来を語り合う場に立つ日々。関わり方も視点も大きく変わりました。

人と関われるからこそ関係人口。人と人との繋がりを可視化できる「塩尻(Shiojiri)DAO」の可能性

野村 美紗さん

地域のワイン文化に根ざし、ワインカフェ勤務やワインサークルの運営を通じて、塩尻との関わりを深める実践者

塩尻Labを通じて、自分なりの「地域との関わり方」を模索できました。ワインに惹かれて塩尻に来た原点を思い出し、ワインづくりに関わりたい気持ちを再認識できました。多様な人と語り合いながら、自分の「なんで?」を深めるきっかけにもなったことはとても大きな収穫でした。塩尻移住を決意してから、ワインづくりに関わる仕事の傍らワインカフェ&BARで勤務。その他塩尻ワインサークルに2期から参加。2025年から事務局に入り活動運営に携わっています。

地域活動に挑戦したいあなたに。

今すぐエントリーして地域課題に挑戦する

*応募者多数の場合、選考となる場合がございます。

FAQ

メディア掲載実績

1WorkStoryAward2020でW受賞

【テーマ部門賞:3.働き方の多様化・ダイバーシティ】
自治体が外部人材を活用しながら,地域課題の解決に繋げていく取り組みは、先進事例として、また地域が生き延びるための巻き込み方を示した好事例として、他の自治体にも参考になるストーリーです。関係人口や二地域居住が注目されているように、地域のあり方も働き方も多様化しています。その中で、個人の社会への関わり方の多様性を示すと同時に、地域課題の解決にもなっているこの取り組みは、着眼点・座組がユニー クで、さらにこれを地方自治体で取り組んでいる点を高く評価しました。

【ゲスト審査員特別賞秋田 千恵 氏 ミライフスタイル大賞】
今年は副業、リモートがぐっと身近になった 1 年でした。全国 1800 自治体の多くが人口減少という共通の課題を抱える中で、塩尻市の取り組みは、「じゃあウチはこんなことをやってみよう!」という参考になると思います。そんな取り組みがあちこちに広がれば、地方に目が向き、「未来」の「ライフスタイル」を自らつくろうとする人たちの背中も押してくれるでしょう。特任 CxO のさらなる活動の成果が届くことを楽しみにしています。

2日本政策投資銀行:ポストコロナにおける二地域居住の背景と必要性 兼業・副業の先行事例として掲載

3【副業にもつながる】地域の課題解決に取り組める実践型オンラインコミュニティ「塩尻CxO Lab」って何だ?

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塩尻の人事部 NPO法人MEGURU